1998年10月16日提出


社会調査法と言う、社会調査の方法について学ぶ(そのままじゃん!)科目です。 このレポートは、前期試験であまり点数を取れなかったんじゃない?と言う人が 自主的にやったレポートです。これで点数は上がったのかな?




社会調査法・レポート

@今日における調査法の意義

多様になった今日の社会では、各種社会現象を今までの概略的考察では解明が困難となっている。しかし、社会調査は現地調査をするため、多様化した構造や機能を実証的・客観的に把握し捉えることができる。また「仮説」を持っているので、それらを分析することによって傾向や法則を導き出すことができる。これらは、現代に過ごす人々の社会的欲求を充足する課程をスムーズにし、経験科学的な認識と新しい知識の要求に応えることができるものである。

現在の社会は、科学的・合理的なものを優先している。しかし、これらの不明瞭な点を社会調査によって導き出すことができるので、今後とも非常に重要なものとなって行くであろう。また、調査法を理解することも社会学を学ぶ人間にとって重要なものである。

 

A社会調査法の手順

まず、調査すべき問題を明確にすることが必要である。これらは、その分野に関する知識や、先行研究が必要である。「仮説」は、調査をする前に問題の暫定的な理論を推測しておくものであり、これらが調査によってどのように検証されていくかが重要となってくる。調査を進めていくと仮説の検証が欠落してゆく可能性があるので十分に注意しなければならない。

次に調査方法の検討をする。これらは、確定された問題や構成された仮説によってさまざまな調査方法から選ばねばならない。全数調査や標本調査などがある。しかし、調査を遂行するにあたって各種の制約を忘れてはいけない。例えば、費用や時間・調査員・スタッフの制約である。これらの外的制約も念頭においておき、調査が開始してから問題が発生しないようにしておく。調査対象の設定は、母集団の設定から入ることが望ましい。母集団は、調査実施の直接の対象であり、これらの決定で標本やフィールドの決定なされる。

実際に調査を行う前に、調査票を制作する。調査票とは社会調査における重要な役割を果たし、多数の集団からデータを収集するために考案されたフォーマルリサーチで、項目など統一され見出しや質問の形で回答記入様式にまとめたものを言う。調査票により正確なデータを広範かつ統一的に結果として出すことができる。調査票の形式・内容を決め、4つの部分から構成を行う。@調査の主旨内容説明や協力依頼あるいは調査票の記入方法についての説明部分A調査対象者の基本的属性を記入する部分(性別・年齢・職業・学歴など)B調査項目とその解答欄−調査票の中心部分Cその他の部分−コーディング欄・点検作業におけるチェック欄

調査項目の設計は、その項目に対して回答が得られるか。どのような質問形式にするか。用語は的確か、などいくつかの点に注意して作成しなければならない。質問形式は自由回答法・回答選択法から決定するが、それぞれに長所・短所があるので調査内容に見合った方法を使用する。質問形式が決定したら、調査項目あるいは質問の形成などのレイアウトを考える。実際に調査をする前に、予備調査をしておくことが望ましい。

調査票などが決定・完成したら、実施のための調査員訓練を行う。訓練は、調査の実施についての説明や、目的、質問項目、回答方法についてなどである。また、調査対象をリストなど使い、確認することも重要である。実査は調査対象者が本人か確認しながら行い、公正を喫す。実査後回収を行うわけだが、回収は常に確認して点検しておく。点検は、脱落、重複の有無、回答方法の間違い、記入漏れ、不明確部分の有無、指定方法以外の回答などである。集計・分析は、計画を立てておき、手集計や機械集計で効率よく行えるようにしておく。集計には単純集計やクロス集計などがある。また、回答などを単純な符号に転換するコーディングなどを利用しても良い。分析をし結果表を作るが、結果票や分析・検定には、どのようなタイプを使うかを考えておく。

最後に、この調査で得られた結果を第三者に提供するため報告書を作成する。これは第三者でも目的や仮説など、調査概要が分かるように詳しく記載する。

各問題に注意し、これらの順番で社会調査法を行うことが望ましいだろう。






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